2007年、東京の渋谷にシブヤ大学というものができました。
この「大学」の授業で先生になるのは、
ダンサーや料理人、俳優など、街にいる、面白い人たち。
「学問」とは違った学び合いができる、
地域密着型の新しい教育のカタチです。
札幌でも、同様の考え方の「札幌オオドオリ大学」
いよいよ2月6日からはじまります。
「なんだか楽しそう」「面白いことがはじまりそう」
そんな期待が高まっています。
24才の学長、猪熊梨恵さんに話をお聞きしました。

(3)授業を 思い→行動の場面転換に。

[ 2010/01/08更新 ]
てくそもそもオオドオリ大学って
一言で言えば、どんなことをするのでしょう。
猪熊「街の再発見」。

てくあ、それは「札幌てくてく」がいつも
言っていることと通じますね!
猪熊プラス、人との出会いというか
気づきがつながるというか。

知ることのきっかけがある。
「興味を持っているんだけど、
なかなかその情報を得られなかった」とかそういう人が、
その授業を通して知ることができる、とか。

そして知りたくなったら、
例えばカフェのオーナーの授業であれば
そこに通うだろうし、
もっと話を聞きたいと思って
友達になるかもしれないし。
例えばお花の先生の授業であれば
お金を出してまでも習いたくなるとかね。

そういうふうな街の人の自発的な思いを
ちゃんと行動に移していくような場面転換が、
授業を通してできたらなと思いますね。
てくはい。
猪熊そうやって、行動に移せる場面転換を
することによって生まれる効果は
いろいろあると思います。

例えば、街に集まって話をするような授業で、
30人なら30人サボテンが好きな人ばかり集まるとします。
授業は3時間で終わっちゃったけど、
「サボテンを最近5つ買ったんだよね」とかそんな話題から、
この後サボテンの話をしようと。
で、そこからカフェに行って人が滞留すると、
街の中でお金が落とされますよね。

猪熊あと、サボテンのコミュニティが勝手にできたりとか。

居酒屋に集うと年齢層や職業に関係なく、
音楽とか服とかアウトドアとか・・・
なんでもいいんですけど、
興味の重なる部分でできたコミュニティって
結構硬く結ばれると思うんです。

だから、そこでできたコミュニティというのもまた、
オフィシャルな「大学」から独立して
自律的に動いていくんだろうなと思います。

(つづく)

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