2007年、東京の渋谷にシブヤ大学というものができました。
この「大学」の授業で先生になるのは、
ダンサーや料理人、俳優など、街にいる、面白い人たち。
「学問」とは違った学び合いができる、
地域密着型の新しい教育のカタチです。
札幌でも、同様の考え方の「札幌オオドオリ大学」
いよいよ2月6日からはじまります。
「なんだか楽しそう」「面白いことがはじまりそう」
そんな期待が高まっています。
24才の学長、猪熊梨恵さんに話をお聞きしました。

(7)知られてないならつないでみよう。

[ 2010/01/20更新 ]
てくご自身のこともうかがいたいんですが。
札幌市立高等専門学校では
建築デザインの専攻だったんですよね。
その後は建築事務所におつとめではないんですか。
猪熊高専に5年間行って、そのあと
専攻科というところに行って、
1年間休学しました。
母親が介護施設、グループホームを
やっているのですが、
そこでヘルパーを1年やりました。

そのときに、この前まで務めていた会社の社長が
起業したいと。
私の2つ上なんですけど、大学卒業してすぐですね。
じゃあ手伝うよと。
彼は経営学部だったので、売るものを作る技術は
ないけれど自分には営業スキルがあることがわかっていて、
なぜかウェブを作ろうと。
・・・だれも作れないのに。

てくだれも作れないのに(笑)。
面白いなあ。
猪熊私はもともと学生STEPというイベントを
ずっとやっていたんですが、
そのときの仲間がウェブデザイナーのひとりで。
その子も就職してなかったので、
じゃ、ちょっとやりませんかということで
ウェブ制作の会社になって。
てくそれがインプロバイドですね。
猪熊そこでモスリンケージというウェブマガジンの
編集を始めました。
今もやっているんですけど。

これを始めるきっかけも、
クリエイターと企業をつなげようと思ったからです。
いいデザインだったり才能はあるのに、
なぜ儲かっていないんだ彼らは、っていう。
てくうんうん。
猪熊きっとそれは、知られていないからじゃないかと。
さっきと同じなんですけど。
てくはい。
猪熊じゃ、知ってもらうために誰もが見られるファイルをつくろうと。
そして、機会があればくっつけることをしていこうと。

私は、モスリンケージではインタビューを取ったり
社長さんの話をうかがったり、
クリエイターさんの話をうかがったりしています。
ショップブログというところで、
街でお店をしている人に営業をしたりとか。
そういうこともやったり。

あと、一昨年はセミナーをずっとやっていたんです。
東京から切り絵作家とかファッションデザイナーを招いて、
有料のカルティベートセミナーというのを
年間5回くらいおこなったんですよ。

猪熊そのときはどちらかというと、
すごくデザイン好きですとか、
既にやってますという人たちに、より高いところを
見てもらおうということだったんです。

でも、消費者、いわゆるデザインを
買ってくれるような人たちは、
そこまで先端の層ではないねという話を
社長と話していたときに、ドリ大の話が出てきて、
・・・といういきさつがあったんです。


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