最近、お店でエコバッグを目にすることが多くなりました。環境にやさしい日用雑貨として幅広いメーカーがつくっていて、デザインも豊富!より私たちに身近な存在となりましたよね。
こんなふうに目にふれる機会が多くなったのって、ほんのこの1年間くらいのことじゃないかなあ。
昨年札幌で「北海道エコバッグ&ふろしきデザインキャンペーン」がありましたが、これは今日のエコバッグの浸透に大きく影響をおよぼしているようなんです。
かわいらしいデザイン。
面白いデザイン。
いつも身近においておきたいデザイン。
だから、買って、使う。
デザインは、「環境にやさしく」という理屈や言葉だけでは消費者の心に響かなかったものを、見事に身近なものに感じさせてくれる不思議な力を持っています。
そんな、「デザインの力」に着目しているのが「SAPPOROエコデザインプロジェクト」。SAPPOROエコデザインプロジェクトは、昨年行われた「北海道発〜エコバッグデザインコンテスト」を、今年発展的に開催している「エコデザインアワード2007」を通して、北海道から世界に発信する 継続可能なエコブランドの設立を目指すものです。
SAPPOROエコデザインプロジェクトの事務局である叶多プランニングの平塚智恵美さんにお話しを聞きました。(以下敬称略)

−−昨年のコンテストは残念ながら見ていないんです。
平塚:え、それは残念!昨年は、「北海道発エコバッグコンテスト」「DESIGN FUROSHIKI EXHIBITION」入賞作品の展示と同時に、東京開催の国内外で活躍するアーティストによる「280人のエコバッグ」「30人のFUROSHIKI展」の札幌展もそれぞれ同じ会場で開催したんです。日比野克彦さんだとか、市川海老蔵さんなど、多くの著名人の作品も展示されたんですよ。
−−それはぜひ、見たかったですね!
平塚:とてもよかったですよ。
−−エコとデザインって、すごくいい組み合わせだと思うんです。「良いデザイン」が持つ力というのはとても大きいですよね。
平塚:レジ袋やクールビズ・・がんばって温暖化防止をしようと言葉で言われても、なかなかピンと来ない部分ってありますよね。お気に入りのエコバッグを持つことによって、言葉では身近に感じづらかった「エコ」を、ぐっと身近にすることができるんです。
−−かわいいものや楽しいものって、いつも持ち歩きたくなりますものね。
平塚:エコバッグを持っていれば、「レジ袋いりません」って言えますよね。

−−コンテストをして伝えたかったことってどんなことですか。
平塚:北海道って食べるものがおいしいですよね。でも食べ物だけじゃなくて、人も優秀な人材がいるということを、発信したくて。いいクリエイターやデザイナーがたくさんいるんですよね。
−−ふむふむ。
平塚:デザイン系の学校もたくさんありますよね。でも、いい人材がいても仕事を求めて東京へ行ってしまったり。
−−卒業しても仕事がない。もったいないですよね。
平塚:北海道にこんなにいいクリエイターやデザイナーがいるんですよ、ということを認知してもらって、世界に発信すれば、その人たちがちゃんと活躍できるし、デザインで食べられる人が増えるといいなと思うんです。

−−今年は、ふろしきやバッグだけじゃなくて、コンテストで扱うエコデザインの対象が広がりました。
平塚:「エコバッグ」「ふろしき」「文房具」「インテリア」「キッチン小物」「その他生活用品」の6部門にしました。昨年参加された方から、エコバッグだけじゃなくてもっと身近ないろいろなものからデザインしたいという要望があったんですよ。たしかに、デザインする人によって文房具のほうがイメージしやすい人がいたりするわけですしね。
−−人によってアイディアが出やすい形がちがうので、より多様な発想がでてくるような仕立てにしたというわけですね。

−−北国札幌ならではのユニークなデザインや発想というのもすてきです。
平塚:私たちが寒い季節に身につけたり使うものも、東京の人が考えて作ったものだったりするんですよね。もっと、ここで生活しているからこそ生まれるアイディアやデザインというものが形になって、日常的に使われるといいなと思うんです。

−−SECCOの商品が展示されてますね。
平塚:SECCOはフィンランドの会社で、廃材を利用した、楽しいデザインの商品を販売しているんです。世界15か国で流通しているんですよ。「SECCO賞」を受賞した作品については、実際にSECCOのショップで展示販売されることになります。
−−ワークショップも開催したのですね。
平塚:SECCO賞を選んだニーナ・パルタネンさんのワークショップ、開催しました。ところでニーナさんって、前に「世界うるるん滞在記」(テレビ番組)で要潤さんが出たときの滞在先の人なんですよ・・・
−−え??・・・・あーーー!!たまたま見てましたよ!要潤さんのアイディアにダメ出ししていたけれど、要さんも自分がいいと思ったアイディアをわかってほしくてプッシュしていて・・。最終的には要さんのデザインをニーナさんも認めたんでしたよね。わわ・・びっくりです。
平塚:そうそう、それです。みなさん見てるんですねえ。ワークショップに参加した人も、ほとんどの人が見てたんですよ。

−−エコデザインプロジェクトは来年、再来年と継続していかれると思うのですが、これからどのように展開していきたいですか。
平塚:できればショップを持ちたいですね。今回もSECCOとのコラボレーションについていろいろな話をしました。北海道から、いいエコデザインをどんどん発信していきたいと思っています。
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INFORMATION
SAPPOROエコデザイン展2007
期間:2007年11月1日(木)〜11月11日(日)
場所:4pla 7F「4プラホール」(札幌市中央区南1条西4丁目)
※札幌てくてく記事
SAPPOROエコデザイン展
http://www.ch-hokkaido.net/ecodesign/
SAPPORO ECODESIGN PROJECT
http://www.kanata-planning.com/






