創成川東秋祭り。今年で二回目を迎えるこのお祭りは、現在開発段階である創成川の東側を活気づけようと、企業・住民らが一体となって盛り上げる目的で開催している。創成川から東側にはなかなか来ることがない自分のような学生にとっては、創成川東にこんな世界があるんだ!という新発見があった。
「創成川東秋まつり」は二条市場付近をメイン会場に、レッツ中央、市民ギャラリー、サッポロファクトリーといくつかの会場で行われた。そのうちサッポロファクトリー会場で行われたイベントについて、僕たちはレポートすることになった。
(文と写真/森 秋之 ※「キモカフェファッションショー」は金井龍哉)
[ キモカフェファッションショー ]
2007年9月16日創成川東秋まつりのサッポロファクトリー会場で着物によるファッションショー「キモカフェファッションショー」が行われた。

ショーは3部構成になっており、「和」の雰囲気を漂わす尺八、三味線の音色から始まった。
第1部では、着物を現代風にアレンジし、「和」の象徴である「着物」が時代を超えてスカート、ジャケット、ワンピース、シャツと形を変えて現代人に合うようにリメイクされている衣装に非常にお洒落を感じた。

第2部では着物を崩すことなく、着物本来の着方でショーが行われ、パイプをくわえシックな黒の着物には大人の色気が漂い、髪を結い、黄土色の着物を着ている女性にはやわらかさを感じた。

さらに、花の模様があしらわれた着物、和傘を持つ着物の男女の姿は、その場だけ時代が遡ったように感じられた。
最後の第3部では現代に立ち戻り、和と洋の融合による衣装でショーが行われた。レザーのパンツに着物をリメイクしたシャツを合わせるファッションに衝撃を受けると共に、現代ファッションの象徴であるジャケットにリメイクされた衣装もあり、和洋折衷を強く感じた。

ファッションショーには多くの観客が集まり、現代において「着物」が再び注目され、さまざまな方向から見直されているように思った。
(文と写真/金井龍哉)
[ シャンソン・リサイタル ]
『エディット・ピアフ 愛の讃歌』という映画が、9月29日にロードショーが始まる。サッポロファクトリーでは、そのプロモーション活動としてシャンソン・リサイタルが行われた。
この映画はエディット・ピアフというシャンソン歌手の波乱の人生を描いた作品である。彼女は多くの歌を残したが、そのひとつに『愛の讃歌』がある。この歌は世界中で愛されており、日本でも世代、ジャンルを超えて歌い続けられている名曲である。タイトルを聞いただけではメロディーを思い出せなかった自分でも、実際に歌を聴くと、少し歌いはじめただけで「あ、この歌小さい頃に聞いたことあるな〜」と思い出す、そんな歌だ。

サッポロファクトリーのリサイタルでシャンソンを歌うのは、シャンソン歌手の高橋マリさん。シャンソンってなに?というくらい知識のないまま、まずは鑑賞しにいった。
3曲歌われた中に『愛の讃歌』もあった。昔の記憶をたどると“あなたの燃える手で、あたしを抱きしめて・・・”という歌詞は、子どもながらに恥ずかしくて真正面から聞けなかった思い出がある。でも少し大人になった今では、心を背けず聞けたかな?(笑)

高橋マリさんの声に会場はやさしく包まれ、その風景はとても心の温まるものだった。リサイタルに足を運ぶことによって、シャンソンの良さ、そして『愛の讃歌』が愛されつづける理由がわかった気がする一日だった。
(文と写真/森 秋之)
※これは大通イベントサポーター(ボランティアスタッフ)取材チームとして9/16に書いたレポートです。

