映画「ALWAYS-三丁目の夕日」の時代、
札幌都心の4丁目交差点近くの通りには
キャッチボールをする子どもたちの声が響いていた----。
あの時代、中央創成小学校に通う子どもたちは
どんな学校生活を送っていたのでしょうか。
さっぽろシャワー通り商店街会長の坂本晴則さんに、
小学校時代のお話をお聞きしました。

(4)シャワー通りで雪スケート

[2009/06/15更新]
てくてく坂本さんが小学生の頃は、
まさに4丁目の交差点辺りが
遊び場だったのですね。
坂本ここ、シャワー通りも遊び場さ。
てくてくはい。
坂本今は「シャワー通り」というけど、
名前がついたのが昭和63年だから
昔はただの仲通りだったんだけど。
一応舗装はされていて。

冬はね、今みたいにロードヒーティングなんて
やっていないから、
なにやって遊んだかというと、
てくてくはい。
坂本「雪スケート」。
てくてく雪スケート、ですか。
(納得しながら)ああ・・・、
雪がかたまって、道路がつるつるですものね。
どのように遊んだのですか。
坂本雪スケートっていうのはね、
今で言うフィギュアくらいの厚みのあるスケートで、
それを長靴にしばりつけるのよ。

当初はゴムのバンドでしばりつけるようになってた。
てくてく刃の部分を長靴にしばりつけるように
なってるんですね。
坂本そう。それが上達してくるとね・・・
昔はスキー靴がゴムだったんだ。
底が硬くなっているようなゴムだったんだけど。

そのスキー靴にね、
ネジでガチャッと着けられるのが発売されてね。

それが憧れの的だったんだよ!
てくてく高級なバージョンの雪スケートなんですね。
坂本そう。高級。

そういうので滑ったね。
てくてく楽しそうですねえ。
坂本で、たまに馬車が走るんだけど、
後ろにぶらさがって滑るんだ(笑)。
てくてく危険な遊びの部類ですね(笑)。
写真:札幌市写真ライブラリー所蔵
坂本親父さんに見つからないようにして。
見つかったらコラッて怒られるからね。
てくてくそれにしても、当時は
馬車が通っていたのですね!
坂本「馬糞風」というのが吹いた最後の頃ですから。
馬糞風とは

北海道では、50年くらい前までは馬、馬車がトラクターやトラックのかわりでした。 冬の寒い時期には、馬の糞が乾燥し、風が吹くと風に混ざって空気中に舞います。その風が、馬糞風と呼ばれていました。
ちなみに、馬にかわって自家用車が普及してくると、今度はスパイクタイヤの粉塵が風で舞い上がり、春先の街は薄黒く覆われるようになりました。スパイクタイヤが廃止されて久しい現在は、春先でも安心してきれいな空気が吸えるようになりました。
(つづく)
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