映画「ALWAYS-三丁目の夕日」の時代、
札幌都心の4丁目交差点近くの通りには
キャッチボールをする子どもたちの声が響いていた----。
あの時代、中央創成小学校に通う子どもたちは
どんな学校生活を送っていたのでしょうか。
さっぽろシャワー通り商店街会長の坂本晴則さんに、
小学校時代のお話をお聞きしました。

(10)S字陣取りやボウジャッコで遊んだなあ。

[2010/01/05更新]
てくてく学校帰りはデパートの屋上で過ごしていたと。
坂本そこでだいたい時間をつぶして。
帰ってきて、かばんを投げて、
向かいの林屋さんの裏に行って
三角ベースとかね。
てくてく三角ベース!
私も小学校のときやりました。
坂本野球するには人が足りないからさ。
写真:札幌市写真ライブラリー所蔵
てくてく私が子どもの頃はエスケンという
片足でケンケンして逃げ回る
鬼ごっこの一種の遊びをしたんですけど、
坂本さんの頃はどうでしたか。
坂本あ、僕らの頃は「エス字ジントリ」って言ったね。
あれ流行ったなあ。
いま思うと、ジントリは「陣取り」だと思うんだ。
てくてく「S字陣取り」はどこで遊んでたんですか。
坂本その裏(いまのシャワー通り)でもやったし。
しまいには学校でもやったよね。
グラウンドでもやったし。流行ったよね。

あと流行ったのが、ボウジャッコっていうの。
てくてくそれはわからないです。
坂本要は、鬼ごっこなんだ。
鬼が数人いて、逃げるほうが20人くらいいて、
学校の体育館を縦横無尽に逃げて。
鬼が、逃げた人にタッチするんだよね。
タッチされた人は捕虜になる。
どこか一か所に捕虜収容所があるんだよ。
てくてく捕虜収容所!
坂本そこにね、どこかにこう目印があって、
捕まった人がつかまってる。
それで、次に捕まった人が最初の人と手をつなぐの。
それがどんどんつながっていって・・・。
てくてくあ!私それやったことあります。
へえ。ボウジャッコっていうんですね。
坂本ね。で、それが長くつながって
「棒」になるのかな。
番兵もいるんだよ。
逃げてる人がつかまった人にタッチすると
パッと逃げられるんだよね。
てくてく私のときは、逃げてる人が
手をつないでいるところを切ってました。
坂本あ、そう。
そうすると、そっから先の人が逃げられる
っていうことかな。
てくてくそれで、逃げないように
番兵がいるんですね。
坂本そうそう。
つかまったほうは、みんなでうろうろ。
あっち行ったりこっち行ったり
伸びたり縮んだりさ。
タッチされやすいようにしてね。
てくてくうんうん。
坂本それも燃えたね!
てくてくわかります!
でも、遊ぶ子がたくさんいないとできなかったなあ。
坂本休み時間になったらそれやったり、
S字陣取りやったり。
あ、それと相撲!
てくてく相撲やりましたか。
坂本相撲やった。
強いほうだったんだよ。
5年生くらいから背が伸びて 体が比較的大きかったんだ。

クラスでライバルが一人いてね、
そいつに負けると悔しくて(笑)。
俺は相撲が強いんだと思って、中学校に入って
相撲大会に出たら二回戦くらいで負けてね。
やっぱり井の中の蛙だった、なんて思ってね(笑)。
てくてく世界は広いと(笑)。
(つづく)
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