札幌ブックフェス2010
大通が本屋になる8日間!ミセナカ書店、一箱古本市など、本の虫にもそうでない人にもワクワクするイベントをお伝えします。オフィシャルサイトはこちら

ミセナカ書店:「kitchen TORONJA 」の場合

あ、なんか面白そう。
思わず気になってのぞきたくなる外観の
kitchen TORONJA(キッチン・トロンハ)。
札幌市中央区南3条西9丁目

入ったら、入ったで、
入り口にものすごく大きいキャンドルが並んでいたり、
どこかの民族の土着なふんいきのグッズが並んでいるのは、
ここが、中米の雑貨を扱っている「OCHO」(オチョ)というショップでもあるから。
札幌市中央区南3条西9丁目
札幌市中央区南3条西9丁目
カラフルでかわいい、と思った。

キッチン・トロンハの店内には、
インドカレーをベースにしたシェフのオリジナルカレーの、
スパイスの香りでいっぱい。
これだけで、まずとってもいい気分になります。

で、トロンハの「ミセナカ書店」はどこにあったのかというと、
店のいちばん奥のところでした。
札幌市中央区南3条西9丁目

店長の名久井寿仁(なくいとしひと)さんに、
今回のミセナカ書店のテーマを聞くと、
いつもある本プラス『日本発見』です、という答えが。
札幌市中央区南3条西9丁目

日本発見、ですか?
・・・あ、あった。『日本発見』。
札幌市中央区南3条西9丁目
ずいぶん昔の本みたいです。
ディスカバー・ジャパン。

うーん、なんだかとってもいいコントラスト。
このお店のインターナショナルなラインナップの商品と『日本発見』が。
中米もあって、インドもあって、日本も、みたいな。
We are earth peopleですよ、みたいな。

名久井さんらが雑貨をメキシコ、グアテマラなど
中米に買い付けに行くときは、
なにせ、移動時間が長い。
そんなとき、必需品の文庫本を、まとめてバッグに詰め込むそうです。


そんな、名久井さんに特におすすめの1冊を聞くと、
佐藤初女著『いまを生きることば「森のイスキア」より (講談社+α文庫)
を取りだしてくれました。

著者の佐藤初女さんというかたは、
「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番」を観て、
知っているという人も多いかもしれない。
青森県の岩木山麓で「森のイスキア」という場を主宰し、
そこで悩みや問題を抱えた人たちを受け入れています。
初女さんが作る手作りのごはん、そして、
ひたすら悩みを聞いてもらうことで、
心に傷や悩みを抱えてきた人は、元気になって帰って行く。

名久井さんは、この本で語られる佐藤初女さんの言葉が
すごく心に響いて共感するのだそうです。

レビューをいろいろ見ると、初女さんがにぎるおにぎりは、
一見なんの変哲もないのに、食べる人の心をを癒す力があるみたいです。
そんな初女さんが、生きていくために大切にしていることや、
お料理のことなどを書いている本。
名久井さんもおすすめということだし、
今度はきちんと、本を開いて読んでみたい。

トロンハのミセナカ書店の棚には、
日本を含めて、とにかく世界を旅するものが多くって、
でも、世界中を移動しなくたって、「ここ」でだって十分楽しめるよ、
ということが感じ取られるような本もいっぱい。

なんとなーく、名久井さんが、日常の楽しみかたの名人に見えてくる。
本棚って、そういうところがある。
札幌市中央区南3条西9丁目

・・・と、なんとなく本棚を眺めながら、
ゆったりとカレーを楽しめそうな雰囲気の店内。

あ、ちなみに、お店の看板にあるキャラクターは
「トロンハちゃん」(スペイン語でグレープフルーツという意味)だそうです。


「kitchen TORONJA」
札幌市中央区南3条西9丁目998-5
TEL 011-242-0224
営業時間:火~土:11:30-23:30(カレーL.O.22:30)/日11:30-21:30 (月曜休)
雑貨店「OCHO」のサイトはこちら
http://www.ocho.jp/