大通公園に秋の北海道の味覚が集結する「さっぽろオータムフェスト2011」。
4丁目の「さっぽろできるだけプロジェクト」のブースでは、
こんな看板娘が迎えてくれました。
地元の滋養たっぷりな野菜やお豆やフルーツのメニューが並んでた。
これはリトルジュースバーさんの小松菜ジュース。
これは、カボチャクレープ。
おいしかったです~。
クレープとジュースを食べる席をさがしていたら、自分の母親くらいの世代の女性が一人で座っていたので相席させていただいた。わたしがキヤノンのカメラを提げていたのを見て話しかけてくれて、けっこう話に花が咲いた。リタイヤしてからカメラライフを楽しみ始めたのよ、というこの女性。写真クラブの仲間たちと撮影会で道内各地を訪れては、キャノンの愛機「5D」での撮影を楽しんでいるということで、生き生きしてましたなー。ニッセイビルに入っているキヤノンさんにホコリ取りに出している間、オータムフェストで暇をつぶしているの、昼間っからビールなんて飲んで恥ずかしいわ、うふふ、だって。素敵ですねー。わたしも素敵なシニアライフが送れるように、まずは現役をがんばらねば。
特に歩くテーマを決めていたわけではないんですが、
今年はわたしは4丁目、5丁目にはあまり行けず
6~8丁目会場を中心に何日かにわたって食べ歩きをしました。
特に事務所に近い6丁目にはお世話になりましたねー。
まあ、いつでも行ける地元札幌の飲食店が
多く出店している会場ではあるんですが、
このロケーションがなんというか、ちょうどよくて。
これはたぶん、リトルベルギーさんのクスクスサラダ。
あれ?ドネルケバブ アイチャさんかもしれない・・・。
デュラム小麦のセモリナでつくられた、粒状のクスクスが、
わたしは結構好きです。
今度はサラダじゃないクスクスも食べたいな。
地元中の地元、札幌大通産!ハチミツをつかった、
the bar nano.さんのブースにて、スイーツ。
スープカレーのcancunだって、近くていつでも行けるのに。
この愛別産きのこのディスプレイに吸い寄せられた。
でも、いただいたのはキノコメニューではなくて、
北海道チーズのスープカレー。
ほうれん草とエビがいっぱい入って美味だった。
このときの相席は、西洋風のお兄さん。
リトルベルギーのスタッフさんがご友人という義理があって
今日はそこのメニューにしたんですよ・・・と、
大きなチキンを、食べづらそうにもくもくとお召し上がりになっていた。
6丁目を無事に通り過ぎることができても、
まだ油断はできない。
7丁目にも手ごわい美味いものがいっぱいでついつい足止め。
なかなか8丁目までたどりつかないんですよね・・・。
これはタージマハールさんのタンドリーチキン。
札幌に何店舗かあるから、いつでも食べに行けるのに、つい。
あ・・・平取和牛だ・・・。
そんな中、ようやくたどりついた8丁目。
かなり散在しました。
これは、写真の色がヘンだけど、妹背牛町のモーモー丼。
牛っぽいネーミングの町だが、モーモー丼のビーフは
オージービーフ(とお店のスタッフさんが教えてくれた)。
そのかわり、米どころ妹背牛の「ななつぼし」の新米が
お肉の下にしきつめられていた。さすが新米、の味。
スタッフさんも牛さんの格好で寒い中がんばってました。
米粉の「出会いのスフレ」というスイーツもありました。
ふんわり、しっとり。
あと、食べたかったのが、芦別の郷土食「がたたん」。
昔、中国に滞在していた人が芦別に戻ってきて中華料理店を
はじめたときに、まかないとして作っていたのが始まりで、
鶏や豚骨ベースの出汁に山菜や魚介類などの切れ端を
細切れにして具材とし、水団を入れて
とろみのあるスープにしあげたものです。
いまは芦別市内の13店ほどで食べられて、
今回出店していたのは「宝来軒」さんのものだそうです。
これは、赤平市の「じゃガ~ル」。
食べさしの写真でスミマセン。
「じゃガ~ル」は赤平産の赤ジャガイモと小麦などで
つくった生地に、種類の違う具を入れて
ザックリとした食感に揚げたもの。
これは、大人の「しょうが焼」味ですー。
・・・そうです、この辺りで少しお気づきかと思いますが、
今回のわたしの8丁目めぐりのテーマは「空知」なんでした。
美唄市も空知。
美唄の味覚といえば浮かぶのが、「美唄焼き鳥」に「中村のとりめし」。
わたしは「中村のとりめし」を買いました。
たっぷり食べる男性一人前分くらいのボリューム。
小食の方だと、2食分になるかもしれません。
もちろん、わたしの知る、味わい深い「あの」とりめしの味でした。
幸せだー。
紅ショウガが合うんです。
8丁目には、そこで食べられるもの以外に
野菜やお菓子も販売されており、買いこみました。
米どころで「ひまわりライス」というお米のブランドのある
ひまわりの町、北竜町。
こちらでは「黒千石」という黒大豆も名産で、
札幌の菓子店「きのとや」さんが
この黒千石のドンをつかった、その名も「まぼろしの黒千石」を
この春発売したことでも話題になりました。
これは、黒千石のスティックブラン。
飽きない、やさしい味がしました。
あと、農林産物も買いこみましたよー。
「しーたん」というキャラクターで売込み中の上砂川町のシイタケ。
肉厚です!
ステーキにしてペロリといただきました。
栗山町の片山農園さんのトマト。
ロゴが、おしゃれですね。
帰ってからなんとなく食べて見たら、
これが、おいしくてびっくり。
水っぽくない肉厚のトマトで、酸味が少なく
いくらでも食べられました。
グリルしてもおいしかった。
他にもいろいろ買いました。
こんな感じで、6丁目、7丁目で道草を食いつつ、
3期目にようやくたどりついた8丁目では、
空知の味をたっぷりと味わったのでした。
じつは、4丁目や5丁目でほとんど食べられなかったのは、
どちらも長い行列ができていたからだったので、
行列が苦手なわたしは、行ってもすぐに引き返したのでした。
ですから、振り返ってみると、今回行ったところは全部
「並ばなくてもオータムフェストを楽しめます」コース。
または、「雨の日は並ばず食べられます」コース。
雨と寒さ対策をして、最高に楽しめました。
よし、これをまた次回のイベントに生かそうっと!