宮の森ジャンプ競技場へ行ってきたわけですが、
やはり観戦したからにはスキージャンプの選手たちの
「すごさ」をお伝えしたいです。
下からみると、競技コースがこんなふうになっています。
写真真ん中の、赤と青の間あたりに
ポツンとうつっている点、よくみると
それは「人」です。
選手がちょうどランディング(着地)したところです。
すごく急なところに着地していることがわかるでしょう?
そして画面上の、コースにちょっと薄く線が入っているのが見える、
そこがスタート地点です。
飛んでるところを見ると、
踏み切ってから、この斜面のところを
かなりの距離飛んでいることがわかります。
見てみてください。
↑この人、まだ飛んでいるところです。
テレビ画面だと、アップでうつったり画面切り替わったりするせいか
あまり実感がなかったんですが、
1か所でじいっと飛んでいるようすを見ていると、
よくもこんな距離をこらえているなー、という感じです。
よくこんなに「こらえられる」なあ。(舌かみそう)
ふつうに素人からみると不安定な、「落下する」という状況を、
よくもまあ(繰り返しますが)、安定した体勢で、なおかつ
安定した放物線を描いて飛ぶことができること!
そう感心せずにはいらせません。
考えて見てください。
トップ選手の集まるこの大会の場合、
飛距離が50メートルくらいだと「そんなに飛ばないほう」になりますが、
それでも「50メートル」ですよ!
こんな飛び方で、50メートルのあいだ、何の支えも無しに
空中にいることを想像してみてください。
考えると、怖くて無理です!
踏み切るのも怖いと思いますが、
そのあと何十メートルも「こらえる」のも怖いです。
スキージャンパーって、ほんとにすごいと思います。
次は行ってみるとわかる会場のお話です。
つづきます!
●今年、札幌でこんなにいろいろ大会がありますよ
2012年冬の札幌で開催されるスキージャンプ大会